最近、リラックスアイテムとして注目されている「CBD(カンナビジオール)」。
オイルやグミ、スキンケア製品など、幅広い形で生活に取り入れる人が増えています。
一方で、「お酒と一緒に摂っても大丈夫?」「CBDカクテルって聞いたことあるけど安全なの?」
という質問をよく耳にします。
この記事では、CBDとアルコールの関係について、メリットと注意点を分かりやすく紹介します。
CBDとアルコールの共通点:どちらも“リラックス”をもたらす
CBDとアルコールはどちらも、中枢神経に作用して“リラックス効果”をもたらす点が共通しています。
CBDは、脳内の「エンド・カンナビノイド・システム(ECS)」に働きかけ、
ストレス緩和や睡眠の質向上、気分の安定などに役立つとされています。
一方、アルコールは一時的に緊張をほぐし、気持ちを明るくさせる作用があります。
そのため、CBD×お酒の組み合わせは「より深いリラックス」を期待できるという声もあります。
実際、海外ではCBD入りのカクテルやクラフトビールが人気で、
“チルドリンク(chill drink)”としてトレンドになっています。
注意点①:眠気や反応の遅れが強く出る可能性
CBDとアルコールを同時に摂取すると、両方のリラックス作用が重なり、
眠気や反応の遅れが強く出ることがあります。
車の運転や機械の操作などはもちろん避けるべきですし、仕事中や外出前の摂取も控えた方が安心です。
また、体質や体調、アルコールの量によって影響の出方は大きく異なります。
CBD初心者の方は、まずは単体で試してから、少量ずつ様子を見るのがおすすめです。
注意点②:肝機能への負担に注意
アルコールとCBDは、どちらも肝臓で代謝されます。
大量に摂取すると、肝機能に負担をかけるおそれがあり、二日酔いやだるさが強く出る可能性もあります。
特にお酒を日常的に飲む方や、薬を服用している方は、CBDを併用する前に医師や薬剤師に相談するのが安心です。
CBD×お酒の新しい楽しみ方
注意点を理解した上であれば、CBDとお酒の組み合わせを“嗜み”として楽しむこともできます。
たとえば、
- CBDオイルを少量ワインやカクテルに加える
- CBD入りトニックウォーターやビールを選ぶ
- 飲酒後のリラックスタイムにCBDグミを摂る
といった方法です。
最近では、「酔うためではなく整うために飲む」CBDドリンクも登場しています。
気持ちを穏やかにしたい夜や、頑張った一日の終わりに取り入れるのも良いでしょう。
まとめ:CBD×お酒は“バランス”が大切
CBDとお酒は、うまく付き合えばリラックス効果を高めてくれる組み合わせです。
ただし、摂りすぎると眠気や代謝への負担が強く出ることもあるため、
「量を控えめに」「体調と相談しながら」がポイントです。
CBDは“自分の心と体を整える”ためのもの。
お酒と同じように、楽しむことと節度を持つことを意識して、
心地よいバランスで日常に取り入れてみてください。