CBD(カンナビジオール)は、リラックスや睡眠のサポート成分として広く知られるようになりましたが、
近年では“「脳機能」「記憶力」との関係”にも注目が集まっています。
この記事では、CBDが記憶力に与える影響や、どのように活用できるのかを解説します。
目次
記憶力とストレスは深く関係している
集中できない、覚えられない、思い出せない。
そんな「記憶力の低下」を感じたとき、実はストレスや不安が大きな要因であることが多いと言われています。
- ストレスホルモン(コルチゾール)の過剰分泌
- 睡眠の質の低下による記憶の定着不全
- 情報過多による“脳の疲れ
つまり、記憶力の低下は脳の処理能力が乱れているサインとも言えるのです。
CBDは記憶力にどう作用するのか?
CBDは、体内の”エンドカンナビノイド・システム(ECS)”に作用し、神経系のバランスを整える働きがあります。これが、記憶や集中にも良い影響を与える可能性があると考えられています。
主な作用ポイント
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CBDの効果 |
記憶との関係性 |
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抗不安・抗ストレス |
過剰な緊張を和らげ、集中力・記憶力を保ちやすくする |
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睡眠の質の向上 |
記憶の定着・整理が行われる深い睡眠を促す |
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神経保護作用 |
脳細胞の炎症や酸化ストレスを軽減。神経変性リスクの低下にも期待 |
海外研究の事例
- 2018年の動物実験では、CBDが加齢性記憶障害を改善したという結果もあり
- PTSD(心的外傷後ストレス障害)へのCBD使用で、記憶の“過剰な固定化”をやわらげたという臨床報告も
一方で、「記憶力を高める」とする直接的な根拠はまだ限定的で、今後の研究が待たれる分野でもあります。
実生活での活用アイデア
- 集中したい仕事・学習前に: 低用量のCBDを摂取して“落ち着いた集中”を維持
- 情報整理したい夜に: CBD+ノートタイム+早寝で、思考と記憶の整理を
- 脳疲労リセットとして: CBDバームをこめかみに塗って深呼吸するのも◎
注意点
- CBDは「記憶力を伸ばす薬」ではありません
- 過剰摂取すると逆に眠気が強くなり集中力が落ちる場合もあるため、5~15mg程度からスタートを推奨
- 他の認知系サプリ(カフェインやL-テアニンなど)との併用は相性を見る必要あり
まとめ:CBDは「記憶力そのもの」ではなく「記憶しやすい環境」をつくる
CBDが直接的に記憶を伸ばすわけではありませんが、
ストレスを減らし、睡眠を整え、思考をクリアにすることで、“記憶がスムーズに働く状態”をサポートしてくれます。
- 最近ぼーっとする
- 情報をすぐ忘れる
- 頭が疲れやすい
そんなときは、**CBDで「整える脳習慣」**を始めてみてもいいかもしれません。