日本でも知名度が上がり、その健康効果や美容効果が広く知られるようになったCBD。
特にCBDオイルはネット検索すれば、約190万件ヒットするほど高い関心が寄せられるようになりました。
CBD製品やCBDオイルを使用した方々の口コミをたくさん目にするようになりましたが、アトピー性皮膚炎や皮膚疾患を持つ方にもCBDの効果を実感している方が増えてきているのです。
改めて「アトピー性皮膚炎」とは?
皮膚のバリア機能や免疫機能の障害、遺伝、環境等が原因で起こる皮膚疾患とされています。さらにアトピー性皮膚炎の患者の皮膚は元々セラミド(表皮に存在するバリア機能を持つ成分)と保湿成分が不足していると言われています。
症状は激しいかゆみやかぶれ、ただれ、赤みが主に挙げられます。強い症状が継続的に続くため、治療は根気強く行う必要があります。
主に治療に用いられるのはステロイド剤と保湿です。ステロイドで炎症を抑えると同時に肌バリア機能を高めるための保湿をしなければなりません。
根本的な治療法や特効薬はなく、食事や身に付ける物に気を配ったりと身体的・精神的にも非常に負担がかかります。
ステロイドは医師の判断の元使用される薬剤ですが、使用をやめると悪化してしまったり、思わぬ副作用をもたらすこともあります。
なぜCBDがオススメなのか?
元来、人間の体内には食欲・感情・運動・認知・記憶・免疫等を調節するエンド・カンナビノイド・システム(ECS)という身体調節機能が備わっています。このECSは脳内で作られる内因性カンナビノイドで構成され全身に分布しています。
強いストレスや老化等で内因性カンナビノイドが作られなくなると(カンナビノイド欠乏症)ECS全体のバランスが崩れ、様々な病気が引き起こされる原因となります。
CBDは免疫細胞に多く存在するCB2受容体を通し、免疫機能や抗炎症作用の効果を発揮します。同時にECS全体の働きを向上させる機能もあります。
アトピー性皮膚炎等の皮膚疾患になる原因は皮膚バリア機能や免疫機能の障害、遺伝、環境、アレルギー等様々だと上記でも述べましたが、免疫機能を向上させることは皮膚疾患に関わらずほとんどの病気を治療する上で非常に重要です。
副作用はあるの?…摂取して本当に大丈夫?
CBDを摂取後、まれに下痢や倦怠感を感じる方もいらっしゃるようですが、CBDによる副作用はほとんど報告されていません。
また、アサというとあまり良くないイメージを持たれる方もいらっしゃると思いますが、現行の大麻取締法ではアサの種と茎から抽出されたCBD成分配合の製品使用は禁止されていません。
アトピー性皮膚炎等の皮膚疾患はほとんどの場合長期化する傾向にあります。
CBDオイルを含むCBD製品はそんな悩みを軽減するお手伝いが出来るかもしれません。