リラックス効果や美容・健康効果が期待され、日本でも注目を集めているCBD(カンナビジオール)。ただし、CBDは国によって取り扱いが大きく異なり、使える国・使えない国がはっきり分かれます。旅行やビジネスで海外に行く予定がある方は、出発前に必ず確認しておきましょう。
1.CBDが使える国(使用・販売が可能な国)
アメリカ:
州によって規制が異なりますが、連邦レベルではTHCが0.3%以下のCBD製品であれば合法とされています。ただし、各州の独自ルールがあるため、渡航先の州法を確認することが重要です。
カナダ:
嗜好用大麻自体が合法の国なので、CBDの使用や所持にも特に制限はありません。正規の販売店で購入すれば、安全に使用できます。
イギリス:
THCが0.2%以下のCBD製品であれば合法とされ、スーパーやドラッグストアでも手に入ります。ただし、医療用と分類されるものには別の規制があります。
ドイツ・スイス:
THCの含有量が低いCBD製品は広く流通しており、特にスイスはTHC1%未満と比較的緩やかな規制となっています。
オーストラリア・タイ:
CBDは医療用途として合法化されており、処方箋が必要な場合もありますが、使用が広がってきています。
アジアの中では韓国が珍しくCBDの医療使用を認めています。ただし、医師の処方が必要であり、一般の持ち込みや使用はかなり制限されています。
そして日本も、THCが含まれていないCBDに限って合法とされており、スキンケアやオイルなどの製品が流通しています。ただし輸入時の審査は厳しく、正規ルートからの購入が安心です。
2.CBDの使用・持ち込みが禁止されている国(絶対に注意!)
一方で、CBDが違法薬物と同等に扱われる国も存在します。
たとえばシンガポールでは、CBDを含むすべての大麻成分が厳しく規制されており、所持だけでも重い処罰が科される可能性があります。
アラブ首長国連邦(ドバイなど)
大麻関連製品に対する取り締まりが非常に厳しく、CBDも対象となります。
インドネシア(バリ島含む)・マレーシア:
CBDの所持や使用が重罪に該当し、場合によっては懲役刑や死刑の可能性すらあるため、絶対に持ち込まないようにしましょう。
フィリピン・中国本土:
CBDの所持は違法となる可能性があります。特に中国は、製造は可能でも国内流通や個人使用は禁止されています。
また、トルコなどの一部中東諸国では、医療用途で限定的に認められているものの、観光客による個人使用は原則禁止となっています。
3.渡航・輸出前に確認すべきポイント
CBD製品を持ち込む場合、空港での所持が発覚すれば、その国の法律に従って処罰されます。たとえ日本では合法の製品でも、他国では「違法薬物」として扱われるケースがあるため、「知らなかった」では済まされません。
旅行や仕事で海外に行く予定がある方は、その国の大使館や外務省の情報を事前に確認し、少しでも不安がある場合は持ち込まない判断がベストです。
まとめ.CBDは“国ごとにルールが違う”と知っておこう!
CBDは世界的に注目されている成分であり、多くの国でその効果が認められつつあります。 一方で、法規制は国によってまったく異なるため、使える国と使えない国をしっかり把握することが非常に重要です。「リラックスのために使ったつもりが、知らずに法律違反だった」――そんな事態を避けるためにも、ぜひこの機会に正しい知識を身につけましょう。